親ガチャについて

親ガチャという言葉があるらしい。ゲームのガチャに例えて、子供は親を選べない運・不運で決まっていると言うことなのだろうけど。私も10代前半までは自分の境遇を不幸であると思い、親は何で私をんだのか?と思ったこともあった。しかし、様々な書籍や自分や自分の周りに起きた事柄、そして直感的な部分も含めて判断し、自分が親を選んで生まれてきたといまは思っている。

親が子供を選んでいるわけではない。子がどの親から生まれるかを選ぶ。親はどんな子が生まれてくるのか、選べない立場なんだと思う。

いまの世の中のスタンダードは親ガチャという考え方なのだろうか。日本人は学問だけでなく、道徳や精神的なことをもっと子供達に残すべきだと思う。日本人は知識よりも知恵に優れていたのではないだろうか。だからこそ精神的な成熟をよしとする風潮があったのではないだろうか。

グローバル化が進み経済的な豊かさを追求するあまり、日本人が持っている強力なコンテンツである心を大切にすることが薄れていっている。まずは親に感謝すること。自分がその親を選んだって思えない人もいるだろう。でもそこから始められたらいいなと私は思う。

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